研究の歩み

雲南紅豆杉(自生)という植物の研究の歩みであり、人工栽培ものや雲南紅豆杉以外の紅豆杉の研究結果ではありません。

1949年   中華人民共和国建国。
「中華人民共和国野生植物保護条例」に基づき、紅豆杉を「国家一級保護植物」に指定。
のちにワシントン条約第2類対象品目にも指定される。
1950年   中国、高山山岳少数民族と協力し、紅豆杉の植林事業開始。
1956年   米国・科学者ルーカスが、紅豆杉属植物の抗ガン作用を発見。
1966~1976年   中国文化大革命。紅豆杉を含む貴重な宮廷漢方文献を焼却。
1979年   長春中医薬大学・トウ明魯教授、紅豆杉研究を開始。
1987年 9月 中国国家医薬管理局薬物研究院・張鉄軍博士、紅豆杉研究を開始。
1996年   中国、日本へ研究用紅豆杉の限定輸出を始める。
1998年 11月 長春中医薬大学に紅豆杉研究室新設。
2000年 3月 富山医科薬科大学和漢薬研究所・門田重利教授の実験結果で、紅豆杉が実験樹木中「活性酸素消去作用」ナンバー1。
11月 富山医科薬科大学和漢薬研究所・門田重利教授の実験結果で、結腸ガン(colon 26-L5)と、ヒト線維肉腫(HT-1080)に対する紅豆杉の抗ガン活性を確認。
2001年 1月 富山医科薬科大学和漢薬研究所・門田重利教授は、紅豆杉材部を成分分析し、構造決定した。 世界で初めて3種類の新規化合物の単離にも成功し、「紅豆杉(Hongdoushan)A・B・C」と命名。
2002年 2月 金沢医科大学・平井圭一教授が紅豆杉の形態学的研究開始。
紅豆杉がガン細胞をアポトーシス(自然死)させる様子の動画撮影に世界で初めて成功。
3月 日本薬学会第122年会で、富山医科薬科大学和漢薬研究所・門田重利教授が「紅豆杉由来新規天然物の単離・構造決定およびガン細胞増殖抑制活性」を発表。
8月 第19回和漢医薬学会で、富山医科薬科大学和漢薬研究所・門田重利教授が「雲南紅豆杉材部から得られた強い血糖降下作用を有するセコイソラリシレシノールについて」を発表。
10月 文部科学省主催第23回和漢薬セミナー(テーマ:長寿と和漢薬)で、茨城キリスト教大学・板倉弘重教授他4名が紅豆杉研究成果を発表。
11月 日中医学大会2002(北京)で、山王病院・中島修博士が「紅豆杉によるC型肝炎の補完治療」を発表。
第5回日本補完代替医療学会で、山王病院・中島修博士が「紅豆杉のC型肝炎に対する有効性」を発表。
第52回日本アレルギー学会で、北里大学免疫学研究室・岡野哲郎博士が「紅豆杉のスギ花粉症に対する即効性効果」を発表。
12月 第30回日本臨床免疫学会で、北里大学免疫学研究室・岡野哲郎博士が「紅豆杉の花粉症に対する作用機序」を発表。
紅豆杉の研究推進目的で、北里大学・富山医科薬科大学・(財)化学療法研究所附属病院・金沢医科大学・神戸薬科大学・茨城キリスト教大学・静岡がんセンター・東京山王病院・ 長春中医薬大学などに所属する先生方を中心に「補完医学研究会」を設立。
(事務局・北里大学免疫学研究室岡野哲郎博士)
2003年 1月 中国、宇宙船「神舟4号」に紅豆杉と癌細胞を搭載し、宇宙実験開始。
3月 日本薬学会第123年会で、富山医科薬科大学和漢薬研究所・門田重利教授が「雲南紅豆杉の抗酸化作用」を発表。
第10回先端医療研セミナーで、金沢医科大学・信川高寛教授が「紅豆杉の天然成分による副作用のない特異的な抗ガン作用(チューブリンバインダー)」を発表。
5月 第45回日本糖尿病学会で、富山医科薬科大学和漢薬研究所・門田重利教授が「雲南紅豆杉の血糖降下作用と活性成分」を発表。
7月 日本薬学会北陸支部第108回例会で、富山医科薬科大学和漢薬研究所・門田重利教授が「雲南紅豆杉材部から抽出した新規物質」を発表。
8月 第20回和漢医薬学会で、富山医科薬科大学和漢薬研究所・門田重利教授が「紅豆杉の生物活性成分の探索」を特別講演。
10月 第41回日本癌治療学会で、金沢医科大学・平井圭一教授が「中国雲南省の紅豆杉天然成分によるがん細胞増殖抑制とアポトーシス誘導」を発表。
第2回補完医薬学会で、補完医学研究会所属の先生方が紅豆杉の研究成果を発表。
第31回日本臨床免疫学会で、北里大学免疫学研究室・岡野哲郎博士が「紅豆杉のスギ花粉症QOLに対する効果」を発表。
11月 21世紀食と健康フォーラムで、金沢医科大学・信川高寛教授が「紅豆杉の選択的抗ガン作用-紅豆杉の天然成分によるガン細胞のアポトーシス誘導」を発表。
2004年 1月 世界化学連合IUPAC(インド)で、富山医科薬科大学和漢薬研究所・門田重利教授が「雲南紅豆杉の生物活性」を特別講演。
3月 日本薬学会第124年会で、神戸薬科大学・小山淳子博士が「紅豆杉の抗アレルギー活性成分について」を発表。
4月 第48回日本リウマチ学会で、北里大学免疫学研究室・岡野哲郎博士が「RAと補完医学素材:雲南紅豆杉によるリウマチの疼痛緩和作用」を発表。
5月 金沢医科大学総合医学研究所に、タキサス(紅豆杉)研究部門新設。
6月 アジア太平洋国際電子顕微鏡学会で、金沢医科大学・信川高寛教授が「神秘的な中国宮廷漢方薬雲南紅豆杉によるがん細胞アポトーシス誘導」を特別講演(常陸宮殿下・妃殿下御臨席)。
12月 第32回日本臨床免疫学会で、北里大学免疫学研究室・岡野哲郎博士が「紅豆杉投与における関節炎ラットの回復効果」を発表。
2005年 2月 平成16年度総合医学研究セミナーで、金沢医科大学・信川高寛教授が「紅豆杉(別名:千年一位)の生物活性物質の探索」を発表。
3月 第3回補完医薬学会(韓国)で、補完医学研究会所属の先生方が紅豆杉の研究成果を発表。
4月 第49回日本リウマチ学会で、北里大学免疫学研究室・岡野哲郎博士が「RA治療と補完医学素材・雲南紅豆杉の長期投与について」を発表。
5月 米国臨床免疫国際学会FOCIS(米国)で、(財)化学療法研究所附属病院・中島修博士が「紅豆杉のリウマチ疼痛の緩和作用」を発表。
8月 第22回和漢医薬学会で、富山医科薬科大学和漢薬研究所・門田重利教授が、「破骨細胞形成と骨吸収の漢方薬の抑制効果」を発表。
9月 日本生薬学会第52回年会で、神戸薬科大学・小山淳子博士が「紅豆杉の抗アレルギー活性成分の検索」を発表。
10月 第43回日本癌治療学会で、金沢医科大学・平井圭一教授が「紅豆杉天然成分による癌細胞増殖抑制とアポトーシス誘導」を発表。
第33回日本臨床免疫学会で、北里大学免疫学研究室・岡野哲郎博士が「関節リウマチにおける補完医学素材:雲南紅豆杉」を発表。
2006年 2月 平成17年度総合医学研究セミナーで、金沢医科大学・平井圭一教授が「タキサス天然成分による腫瘍細胞増殖抑制とApoptosis誘導」を発表。
8月 ICMCM現代中医薬国際学会(香港)で、富山大学和漢医薬総合研究所・門田重利教授が「雲南紅豆杉の生物活性」を特別講演。
9月 欧州免疫国際学会ECI(フランス)で、金沢医科大学・信川高寛教授が「炎症性サイトカインに対する雲南紅豆杉の有効性」を発表。
臨床代替医療国際会議で、金沢医科大学・信川高寛教授が「宮廷漢方薬紅豆杉によるガン細胞アポトーシス誘導」を特別講演。
2007年 2月 平成18年度総合医学研究セミナーで、金沢医科大学・平井圭一教授が「雲南紅豆杉の生物医学的特性」を発表。
3月 第112回日本解剖学会で、金沢医科大学・信川高寛教授が「タキサス天然成分によるアポトーシス誘導機構」を発表。
6月 北里大学医療衛生学部に、酵素・紅豆杉補完医学研究部門新設。
2008年 3月 日本薬学会第128年会で、神戸薬科大学・小山淳子博士が「LC/ESI-MSによるKU812細胞のヒスタミンの分析」を発表。
自己免疫国際学会IWAA(メキシコ)で、北里大学・岡野哲郎博士が「紅豆杉によるリウマチラットの回復効果」を発表。
2009年 3月 日本薬学会第129年会で、神戸薬科大学・小山淳子博士が「LC-APCI-MS/MSによる Taxus yunnanensis 中の成分研究」を発表。
2010年 3月 日本薬学会第130年会で、北里大学・大槻健蔵博士が「GSK-3βによる脳内機能性因子のリン酸化を制御する植物由来新規化合物の新しい生理作用」を発表。アルツハイマーへの有効性を示唆。
8月 第27回和漢医薬学会で、北里大学 酵素紅豆杉補完医学研究部門・特任助教守川耕平が「紅豆杉の薬物代謝酵素に対する阻害活性」を発表。
10月 第60回日本薬学会近畿支部総会で、神戸薬科大学・小山淳子博士が「D-14-2 LC-ESI-MS/MS によるPGD2・ヒスタミン測定を用いたリグナン類の抗アレルギー活性の評価 」を発表。
2011年 3月 北里大学 酵素紅豆杉補完医学研究部門・特任助教守川耕平博士が、「紅豆杉のCYP阻害活性ならびに植林紅豆杉の評価に関する研究」を発表。
日本補完代替医療学会誌で、北里大学 酵素紅豆杉補完医学研究部門・特任助教守川耕平博士が、「紅豆杉の関節炎モデルラットに対する作用とADL評価法の開発」を発表。
4月 北里大学医療衛生学部に、紅豆杉補完医学研究室新設。
2012年 3月 日本薬学会第132年会で、北里大学 酵素紅豆杉補完医学研究部門・特任助教守川耕平博士が「紅豆杉含有成分の抗アレルギー活性とがん予防効果について」を発表(神戸薬科大学と共同研究)。
日本薬学会第132年会で、北里大学・大槻健蔵博士が「紅豆杉LignanによるGSK-3βの活性化と神経細胞制御因子の機能制御作用」を発表。
5月 日本生化学会東北支部第78回例会で、北里大学・大槻健蔵博士が「GSK-3βによる脳機能性因子のリン酸化に対する紅豆杉Lignanの制御作用」を発表。
9月 第22回国際生化学・分子生物学学会(スペイン)で、北里大学・岡野哲郎助教授が「紅豆杉LignanによるGSK-3βの活性化と神経細胞制御因子の機能制御作用」を発表。
10月 ヨーロッパ薬学会(オランダ)で、北里大学・大槻健蔵博士が「紅豆杉LignanによるGSK-3βの活性化と神経細胞制御因子の機能制御作用」を発表。
2013年 11月 京都大学医学部附属病院(研究代表者上本伸二教授)にて共同研究開始。研究題目「代謝からアプローチする発癌と癌増殖の分子機構解明に関する研究」
2014年 5月 「(社)日本がんと炎症・代謝研究会」第1回発足記念講演会で、京都大学名誉教授 和田洋巳先生の基調演説で「紅豆杉を使用した症例について」を発表。
2015年 4月 第29回日本医学会総会2015関西の市民セミナーで、京都大学名誉教授 和田洋巳先生が「がんに負けないからだをつくる」というテーマで講演。
6月 日本伝統獣医学会第55回大会で、金沢医科大学元教授 信川高寛先生が「紅豆杉と補完医学」というテーマでシンポジウム講演。
「(社)日本がんと炎症・代謝研究会」第2回総会で、京都大学名誉教授 和田洋巳先生が「紅豆杉を使用した症例について」を講演。
2016年 6月 「(社)日本がんと炎症・代謝研究会」第3回総会で、京都大学名誉教授 和田洋巳先生が「がんは代謝疾患である」を講演。
2017年 6月 「(社)日本がんと炎症・代謝研究会」第4回総会で、京都大学名誉教授 和田洋巳先生が「がんと代謝そして炎症『がん細胞の代謝』pHiとpHeの視点から」を講演。
12月 第60回比較統合医療学会・第20回日本補完代替医療学会で、みらいメディカルクリニック医長 浜口玲央先生が「がん特有の代謝・炎症を考慮したがん治療-紅豆杉投与症例の報告も含めて-」を講演。
2018年 2月 第6回ファイトケミカル研究会で、金沢医科大学元教授 信川高寛先生が「紅豆杉と補完医学」を講演。
3月 北里大学病態生化学研究室(研究代表者 川上文貴講師)にて共同研究開始。
研究題目「紅豆杉成分の神経変性疾患(アルツハイマー病やパーキンソン病)に対する予防・改善効果の検討」
4月 岐阜大学に紅豆杉研究室新設。
6月 「(社)日本がんと炎症・代謝研究会」第5回総会で、京都大学名誉教授 和田洋巳先生・みらいメディカルクリニック医長 浜口玲央先生・岐阜大学紅豆杉研究室 赤尾幸博特任教授が講演。
11月 第21回日本補完代替医療学会で、金沢医科大学元教授 信川高寛先生が「紅豆杉と補完医学」を特別講演。
第62回比較統合医療学会で、宮崎大学農学部附属動物病院 病院長 島巣至道教授が「小動物消化器外科領域で用いている統合医療の現状と課題」を特別講演。
2019年 2月 岐阜大学紅豆杉研究室教授 赤尾幸博先生が「ファイトケミカルによるがんの予防と未病医療」として、紅豆杉の白血病に対する有効性を発表。
6月 「(社)日本がんと炎症・代謝研究会」第6回総会で、京都大学名誉教授 和田洋巳先生・みらいメディカルクリニック医長 浜口玲央先生が講演。
2021年 5月 北里大学病態生化学研究室(研究代表者 川上文貴講師)が「紅豆杉による腸炎と大腸癌に対する抑制効果」について共同研究開始。
6月 岐阜大学工学部化学・生命工学科教授 纐纈守先生と紅豆杉の抗がん作用など各種薬理作用を有する物質の分析と応用について共同研究開始。
「(社)日本がんと炎症・代謝研究会」第7回総会で、京都大学名誉教授 和田洋巳先生・みらいメディカルクリニック医長 浜口玲央先生・岐阜大学教授 赤尾幸博先生が講演。
まねき猫ホスピタル院長 石井万寿美先生は、犬と猫のがん治療に紅豆杉を用いた症例を発表。
10月 第64回比較統合医療学会で、まねき猫ホスピタル院長 石井万寿美先生が「雲南紅豆杉と光免疫誘導療法を用いたリンパ腫の猫の1例」を講演。
2022年 5月 岐阜大学紅豆杉研究室の研究成果がNature姉妹誌「Scientific Reports」に掲載される
6月 「(社)日本がんと炎症・代謝研究会」第8回総会で、京都大学名誉教授 和田洋巳先生・順天堂大学客員准教授 浜口玲央先生・岐阜大学教授 赤尾幸博先生が講演。
8月 第65回比較統合医療学会で、岐阜大学教授 赤尾幸博先生が「雲南紅豆杉の材抽出成分による抗がん作用」を講演。
2023年 5月 北里大学生体制御生化学研究室(研究代表者 川上文貴講師)が「紅豆杉の大腸癌細胞の増殖抑制のメカニズムとアポトーシス誘導」について報告。

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